b-flowerの良さ
暗過ぎない憂鬱さ、憂いって云うんでしょうか
暗過ぎると聴いてて厭になってしまうじゃないですか
明暗のバランスにとても優れていると思います
どこか諦めを滲ませる歌詞を無垢な少年が歌う…
僕の求めていた歌手でした
ボーカルである八野英史さんの歌声は少年の様で本当に少年の様で…
声変わりを経験しなかったのでしょうか
唯一無二だと思います
ネオアコとは
とても曖昧なジャンルで
透かした歌い方してたらもうそれはネオアコって感じなんじゃないかな
フリッパーズギターは少しチャラついた感じ
ネオアコであると同時に、より聞き馴染みのある渋谷系という大きなジャンルに昇華されていきました
(渋谷系もメディアによって作り出された大雑把なジャンルだと思う)
b-flowerは草食動物的なイメージ
精神的にはスピッツに似てる
少年期にフォーカスした曲が多い
代表曲
日曜日のミツバチ
ペニーアーケードの年 (アキレス瞬足cm)
太陽の雫 (今田耕司のシブヤ系うらりんごed)
もし聴き始めるなら
CLOCKWISE
太陽の雫やjet jet coaster等キャッチーな曲が多い
World's end laundry (メルカトルのための11行詩)
個人的に1番b-flowerっぽいアルバムだと思う
聴き易い曲もいくつかある(舟とか)
ひなぎく対談
ひなぎく対談とは1994年の『ロッキング・オン・ジャパン』という雑誌内のコーナー
とても貴重な3ショットですね
僕は生まれていないので当時の状況の詳細は判りかねますが、佐藤伸治さんはこの雑誌の内容についてあまり快くは思っていなかったとか
年代が同じというだけで他ジャンルですし、色々引き合いに出されるのは嫌だったのかもしれないですね 佐藤さんはより尖ってそうだし
ラジオで八野さんの話題が挙がった
(草野マサムネロック大陸漫遊記2023.2/19)
それを受けてか八野さんもツイキャス内で草野さんの話題になった
更には東日本大震災の際に草野さんが急性ストレス障害を患った際、それを励ます様な八野さん本人のブログも見受けらる
(ひなぎく対談当時のエピソードもちょっとだけ記載されている)
やっぱりデビューした年が近いだけに
お互い意識しているところがあったんでしょう
売れる音楽売れない音楽があるのは仕方ない事かもしれません
それでも活動を続けている姿勢が僕は好きなんです
金や知名度の為にやっている訳ではない
生粋さを感じるんです
同じ時代の音楽ではありますがジャンルも異なるということで、あまり関係性は無かった
しかし、渋谷系が流行を席巻した90年代は
渋谷系vsそれ以外(spiral life、fishmans、L⇔R)の構図を想像して熱くなります
実際に雑誌のインタビューとかでspiral lifeは『自分達は渋谷系ではない』とか若干渋谷系蔑視の発言を見かけた事があります。
(渋谷系はメディアによる造語なので)
佐野元春との関係
八野英史自身、佐野元春を目指して歌手になったらしい
佐野元春のアルバム『Border』にてなんと約束の橋をカバーしている
感動的…
b-flower普及活動続けていきます