たったの3年間という短命でありながら数々の名曲を残していった伝説的ユニット
車谷浩司と石田小吉という全く音楽性の異なる二人が作り出した楽曲は意外な成功をみせたが、やはり音楽性の違いから解散に至ってしまった
実存する洋楽をアレンジした曲がとても多く
(きっと物議を醸しまくった)
解散した後2人共に洋楽アレンジ曲が激減した事から、spiral lifeとは洋楽アレンジをコンセプトにしたユニットだったのではないかと思う(AIRは多いな)
曲全体としてシューゲイザーの要素が多いのはmy blody valentineやthe hollies等をオマージュした曲が多いからで、spiral lifeをジャンル付けするならやっぱりシューゲイザーだと思う
シューゲイザーとは
ノイズ掛かったバックミュージックが特徴
取り敢えずノイズ掛かってればそれはシューゲイザーなんじゃないでしょうか
例:Lucky (スーパーカー)
kill surf city (The jesus and mary chain)
natsu no gyoninzaka (coalter of the deepers)
僕は確かspilal lifeより先にスーパーカーの
『Lucky』を聴いてなんか良いなと思ってました
当時シューゲイザーというジャンルの存在を知らなかったので、具体的に何が良いのかよく分からなかったんです
後にspiral lifeを沢山聴く様になってからwikiを見てスーパーカーとspiral lifeに共通する良さの原因を発見できました
“ノイズ"だったのです
ずっと後ろの方で鳴っているノイズこそがなんか良いのです
解散後の2人
それぞれ各々の音楽を追求していく事に
僕は生まれてないので詳細は判りかねますが
色んな人のブログやyoutubeのコメント欄を見た感じでは
当時のファンは結構分裂したようで、石田派はscudelia electroを
車谷派はAIRを聴くようになった
どちらかというと車谷派が多かったとか
(完全に印象です)
僕はどっち派か選べない
丁度50:50でどちらも好きです
車谷浩司のその後
AIR→Laika came back
車谷さんはアルバム毎に様々なジャンルの曲を作っていきました
(例えばright riot、hair do 、starletは全くの他ジャンル)
車谷さんの当てはまるジャンルはオルタナティブロックだと思うんですけど
巷のオルタナとはなんか同一視されたくない自分がいます
(オルタナティブって拘りが無くて流行に乗っかって売れる曲作る人が自称してるイメージが僕の中にあるのが原因なんですけど)
ラジオ番組もやってたみたいですね
最近はほとんど表舞台に出ていない様ですがスピードワゴン小沢さんのYouTubeに
出てました
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)との確執
二人とも同じくらい好きなので
ちょっと悲しかったですね
どちらも我が強そうなだけに合う合わないとかあるんでしょうが仲良くしていて欲しかった…
(思い過ごしかもしれませんけど)
特に車谷さんなんか一人なわけだから本当に仲悪かったならまじで心細かっただろうな
でもガチで仲悪かったら番組出なそうだし
真相は闇の中…
石田小吉のその後
scudelia electro→motor works
ナルシズムの権化
独特の歌い方が癖になってしまう
なんか好き
岡村靖幸とかも好きだからだろうか
正直ピンと来ない曲の方が多いけど
"ミラージュ" "My pray ” "better days"等
良いと感じる曲も沢山ある
中でも"さよならノーチラス号"は未だにアメトークのテーマ曲として使われているし
独特の良さがある
いいともにも出演していた